新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、採用活動にオンライン面接を取り入れる企業が増えています。今やオンライン面接は面接を成功させるための必須の準備すべきツールといえるかもしれません。
今回は、オンライン面接における注意点を案内します。
・撮影環境は周囲の騒音・雑音に配慮し、インターネット環境が安定した場所を選ぶ
面接中に周囲がざわついてしまうと、自分も面接官もどうしても気が散漫になってしまいます。
また、カフェなどの公衆Wi-Fiは不安定なので、途切れる心配のないWi-Fi環境や有線LANケーブルがある場所で面接を行いましょう。
・背景の写り込みを意識する
自分の部屋で面接をする際は、ポスターや装飾品が目立たない場所で。シンプルな壁やカーテンを背景にすると良いです。
カフェや大学では周りの声や人、環境が気になってしまうため、出来るだけ自宅で面接すべきです。自宅で行う場合も、家族がいるリビングルーム等は避けましょう。面接時間を事前に家族に伝え、家族の邪魔が入らないようにすると良いでしょう。
・WEB面接に使用する端末を固定する
スマホやタブレットを使用する場合、手持ちではなく固定するようにしましょう。
また、パソコンを使用する場合でも、カメラを顔の高さに合わせましょう。
・服装の確認をする
WEB面接だからといって、服装をないがしろにしてはいけません。面接官はカメラ越しでも服装までしっかり見ていますのでカメラに映らない下半身の服装も含め、きっちり面接マナーに則った服装を用意しましょう。対面面接の際と同様の格好をしていれば問題ありません。
・映像の確認をする
端末を固定したら、実際に映像を映して確認しましょう。
面接場所が自室であれば、少なくとも画面に映る範囲のものは片付けておいてください。
また、顔が暗くなりすぎていないかもチェックが必要です。
顔の正面斜め上から、柔らかい光を当てるとよく映ります。
さらに、顔の下に白い紙やハンカチをセットしておくと、光が反射して満遍なく光が当たります。
面接では、やはり第一印象は重要です。照明次第でパッと明るい印象を面接官に持たせることも出来ます。
・焦らず間を置いて話す
冒頭で紹介しましたが、ビデオ通話をしているとタイムラグが生じることがあります。
相手に質問を投げかけられてから、間を置かずに話してしまうとせっかちな印象を与えかねません。
緊張もあるとは思いますが、落ち着いて話すことがいい結果を生みます!
・視線はWEBカメラのレンズへ
手元に置いた資料を凝視して話すのはもちろんNGですが、画面に映った相手の目を見て離していても、相手からは目線が下がっているように見えてしまいます。
あなたの顔を写しているのはWEBカメラのレンズなので、ここを見ながら話すように心がけましょう。
・画面とは適度な距離を保とう!
近すぎず遠すぎず。写真の中央の方のように、肩までカメラの枠に入れるように意識しましょう。
・声の大きさは普段より少し大きめに
接続上の問題で聞こえづらいこともまれにあります。WEB面接では、声のボリュームを少し大きめに発生することを意識しましょう。大きすぎた場合は、採用官がボリュームを小さくして対応してくれるので大丈夫です。笑
一語一語、はきはきと。普段よりワントーン上げ、声のボリュームを大きめに。
・表情について最後まで気を抜かない!
面接の画面が消えるまで笑顔をキープ。最後の挨拶が終わってもまだ面接官に応募者が見えている場合もあるので、面接が終わっても画面が消えるまで笑顔をキープしましょう。